野良猫を通して見える人間社会、「五香宮の猫」想田和弘監督

今週から始まるシドニー映画祭（Sydney Film Festival）。その上映作の１つ、ドキュメンタリー映画「五香宮の猫（ごこうぐうのねこ、The Cats of Gokogu Shrine）」の想田和弘監督に聞きました。

The Cats of Gokoku Shrine is the newest documentary film directed by an award-winning Japanese film director Kazuhiro Soda. The film will be screened at the Sydney Film Festival 2024. Credit: Sydney Film Festival

Kazuhiro Soda. Director head-shot for the Sydney Film Festival 2024 Credit: Sydney Film Festival

ジャーナリズムでの経験を持つ想田さんは「五香宮の猫」で、監督・撮影・編集を担当。妻で映画プロデューサーの柏木規与子さんとともに、「観察映画」と呼ぶスタイルの作品を作っています。

６月５日から始まるシドニー映画祭。想田さんはシドニーを訪れ、７日、８日、９日の同作品の上映後の質疑応答などに参加します。シドニー映画祭では、日本から６作品が上映されます。

インタビューでは想田さんに、今回なぜ地元の神社と猫を取り上げたのかの経緯や、自身の制作スタイルなどについて聞きました。

A scene from a Japanese documentary film 'The Cats of Gokogu Shrine'. Credit: Sydney Film Festival

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